2015年10月7日水曜日

すっぱい梨は

バラ売りの梨ではなく、袋に入ってる大量の梨。
安く売ってたので「これはお買い得?」と思って買ってきました。
いざ食べようと皮をむき始めましたが、剥いてるときからハズレだな、この梨と感じました。
中身がなんとなく茶色いし、剥き感もふにゃついてるしで。
案の定口に入れた瞬間、ざらついた酸味たっぷりの洋梨のような食感です。
ほかの梨も同じような食感だったのでそのまま食べるのには抵抗ありすぎます。
というか、酸っぱすぎて食べられない。

どうしたものかと思い立ったのが「そうだ!コンポートにして甘くしちゃおう」の結論でした。
コンポートはご存知でしょうか?砂糖と水とレモン汁で煮たものです。
リンゴやトマトなんかが代表で、甘くておいしくなります。
それの梨バージョンにしようと思いました。
早速お鍋にワインと水と砂糖を投入。私はここで失敗しました。
せっかちすぎたのか、ワインのアルコールを煮切る前に梨を入れちゃいました。
梨を入れるのが早かったのか、ワインが安物だったからなのかはわかりませんが、煮てる最中ものすごい酸っぱいにおいが!キッチン中充満です。
ワインじゃなく、お酢を煮沸してるような酸味がたちこめてます。
なんとか出来上がりましたが、冷蔵庫で冷やして食べてもむせかえるほどの酸っぱさ。
もう梨もワイン臭もすべてが酸っぱい。

大失敗に終わりました。と、私のようにこういう失敗をした方にお勧めです。
酸っぱいコンポートにはアイスをまぶして食べるととても美味です。
酸味が中和されてあっさりした甘みのコンポートになるのでぜひ試してみてほしいです。
失敗から学んだ知恵。
料理って奥が深いですね。