2016年8月28日日曜日

モラハラ相手の発言で気遣いについて考えてみた

私は現在、職場でプチモラハラを受けています。
プチという表現にしたのは、以前はひどいモラルハラスメントを受けていたのが少し治まったからです。
しかし、それでも完全になくなったわけではないので「プチモラハラ」と命名しました。
主な被害は「朝礼時に私から隠れる(私が見える位置に移動しても隠れます)」「列に並んでいると私の後ろからかなり距離をとって並ぶ」がメインです。
これらは現在も続いています。

私にこのようなことをされている方は職場での立場上、部下を指導する立場にありながら他部署の部下(私)にこのようなことを行っているので、何故、人の上に建つ立場にいらっしゃるのか疑問です。

モラハラをされる前から個人的に口撃(攻撃)を受けていて、例えば私がリップクリームをバスの中でさっと塗っていたところを目撃された時は「公共の場で化粧をするのはあり得ない」と盛って悪口を言われたことがあります(乾燥がひどく、唇が痛くてリップクリームを塗っただけですし、リップクリームだと確認していないのに口紅だと決めつけられるのはどうかと思います)

これらの被害以外にも色々とひどいことがあったので上司や同僚に相談をしました。
上司から注意を受けたらしく、一旦被害は治まったかのように思われましたが、一ヶ月も経たずに元通りになり、また同じことを繰り返しています。
その上司から聞いたことですが、私に対して行っている行動は「私へ気遣い」とのことでしたが、それらは私にとって全て不愉快なものなので気遣いと呼べるものではないと考えています。

気遣いとは相手が嫌な思いをしないものではないでしょうか。
私も気遣いという行為を行いますが、それらは意識して行うもの、意識しないで行っているものと2種類があると思います。
そして、気遣いに対して相手は素直に「ありがとう」と出てくるものだと思っています。
これらは人間関係を円滑にする以外に相手を思いやるからこそできる行為ではないでしょうか。
さて、私にプチモラハラをされている方の「気遣い」という発言ですが、果たしてそれらの行為は気遣いと呼べるものでしょうか。
私が嫌な思いをしている時点で「気遣い」ではありません。

私は「モラハラ」だと認識をしているし、同僚も私と同意見です。
第三者から見ても「モラハラ」だと認識をされているので、「気遣い」というのはただの言い訳にすぎません。
辞書を引くと、「気遣い・・・心配や遠慮をしてきをつかうこと」だと記載をされていました。
今回のケースは心配ではありません。

遠慮と言われるとそうかもしれませんが、私はそのように感じていません。

今回のケースを反面教師にして私自身も気を付けていくことだと勉強になりました。

2016年8月15日月曜日

2匹の手乗りシマリス


我が家はつがいのシマリスを飼っています。
シマリスを飼うことになったきっかけは、子ども達だけでなく私自身もシマリスに一目ぼれをしてしまったのです。
数年前に小学校の夏休みを利用して、北海道へ旅行の途中で立ち寄ったシマリス公園、そこには無数のリスが縦横無尽に走り回り観光客の手からひまわりの種をもらっていました。

頬袋いっぱいにタネをつめこんで、走り回るかわいさと人懐っこさに完全に心を奪われてしまったのです。
子ども達が欲しがったのをきかっけに、私もノリノリで小動物を扱うペットショップへ。
リスはとにかく走り回るのが大好きなので、高さが子どもの身長よりある大きいゲージを購入し、育て方をしっかり教えてもらい準備が整ってから、オスとメスの両方を購入しました。
リスは温度の変化に弱いこと、また寒いとすぐ風邪をひいてしまうので、家を留守にする際もエアコンを使って温度を一定に保つ工夫が必要なのです。
そして最大のリスクはリスを診られる動物病院が限られるので、病院の当てがなければ飼わないようにと言われました。

我が家へお迎えした日から1週間ほどは、ゲージにタオルをかけて水とひまわりの種を切らさないようにだけ注意して、見たい!触りたい!と言う気持ちを抑えて過ごしました。
名前はチップ(メス)とデール(オス)と名づけました。
本家本元のチップとデールは両方とも男の子ですが、ケンカをしつつも仲良くなってほしいと子ども達が考えてくれました。
早くシマリス公園のリスたちのように、手に乗ってご飯を食べてくれたり、口いっぱいにほお張って走り回る姿が見たいと思う気持ちを抑え、家族全員が刺激しないように気をつけて接しました。

ところが、まず人間に対して恐怖心を抱く前に、2匹の相性が悪かったのか寄ると触るとケンカを繰り返してばかり。
ケンカをしていない時は、デール(オス)が渡り木を使って反復横飛びを繰り返すようになってしまいました。
このまま様子を見ていいのか不安になり、ペットショップへ問い合わせると、驚くことに反復横飛びはストレスが溜まると出てくる異常行動と言われてしまいました。
同居はあきらめて単独飼いをするよう言われました。

単独飼いにシフトしてからは、あっという間に落ち着きそれぞれ気ままに過ごし始めました。
子ども達が近づいて名前を呼ぶと近くに来てくれるようになりました。

何度か具合が悪くなり、ペットタクシーで病院へ連れて行きましたが、たいしたことはありませんでした。

ゲージ越しにひまわりの種をあげたり、胡桃をあげたりとゆっくりゆっくり距離を縮めていきました。
そして次のステップへ。ゲージの入り口を開放してその気になれば部屋の中へ出られるようにしてみました。
チップ(メス)の方が好奇心旺盛で元気なので、すぐゲージから顔を出して様子を伺ってから出てきてくれました。
じっとして動かない子ども達の背中から肩までよじ登ったり、部屋中を気ままに走り回っていました。
そうこうしているうちに、子ども達の手に乗りひまわりの種と稲を食べ始めたのです。

その姿は本当に愛らしく子ども達は大興奮でした。アーモンドをあげたら、そのまま頬袋へしまったのですが、入りきらず口が半開きに!
ひどい時には口のはしからアーモンドの先端が飛び出てたままの強烈なマヌケ顔で部屋中をご機嫌で走り回る姿に、涙が出るほど笑いました。
特に私のお気に入りのしぐさは体のお手入れの最後に行う、しっぽを両手で掴んでささっとなでるしぐさです。
そしてあの小さなリスたちがちっちゃな手で大きなイチゴを抱えて食べる姿なんて、とにかくかわいくてリスのためにイチゴは常備していました。
家族として迎え入れて半年、機嫌がいいと服の袖の中に入り込んでまったりするようになったのです。
もう家族中がチップとデールに夢中になっていました。
それぞれがここまで愛らしく育ってくれたのですが、はやり2匹同時に放し飼いにするとケンカになってしまうのはとても残念です。

そして最大の難点は秋から冬にかけて凶暴化してしまい近寄ることができないことです。
あの愛らしい姿からは想像もできないほど、ひどい時はゲージの掃除をするだけで、飛びかかって噛み付きます。
この時期は手加減なんて一切なく、全力で噛み付いてくるので、ひどい傷を負うことになります。

秋冬の期間中だけは「あの愛らしいチップとデール?」と疑いたくなるほどの豹変振りに、毎年びくびくしています。
春になるといつものデレデレの甘えん坊に戻ってくれるのでそれまでの我慢と思い、春までは園芸用のグローブをしてゲージの掃除をしています。

たとえ敵意をむき出しにして飛び掛ってくるリスたちでも、2匹が悪いわけではなくリスが持っている本能だと思って、静かに春の訪れを待つようにしています。