2017年1月16日月曜日

懐かしい昭和のおもちゃ「リリアンとローリングルーラー」

最近私の楽しみは昭和のおもちゃで遊ぶことです。自分が子どもの頃に遊んでいたおもちゃを美術館のお土産屋さんで偶然に見つけて、嬉しくなってついつい大人買いしてしまいました。大人買いと言っても二つのおもちゃで1000円以内でしたけれど、まだ同じものが販売されているのが嬉しくってテンションが上がって買ってしまった感じです。

ひとつはローリングルーラーというものです。女の子なら一度はこれで遊んだ思い出があるのではないでしょうか?丸い形の歯車の中に穴がいくつか開いていて、その穴にペンを入れて大きな丸い歯車に合わせてグルグルと歯車を転がします。するとお花のようなきれいな模様が描けるのです。
歯車の大きさを変えたり、どの穴を使うかによって色々な種類の綺麗な幾何学模様を描くことができます。スピログラフとも呼ばれているおもちゃです。なんでこんな模様が描けるのか本当に不思議です。途中でペンの色を変えたり、描けた模様に色をぬって大人の塗りえをしたり本当に楽しいです。また理系好きとしてはこのローリングルーラーで描ける線の軌跡を関数で表すとどんな式になるのかとっても興味があります。

二つ目はリリアンセットです。パッケージにニッチング手芸とかいてあるリリアンが編める道具とリリアンの糸がセットになっているものです。これも懐かしいですね。リリアンのさらさらとした糸の感触、綺麗な糸の色に子どもの頃夢中になりました。最初星形に糸をかけてあとはひたすら器具の突起にかけた糸を下からすくい上げて編んでいきます。メリアス編みの機械を小さくした感じです。これでリリアンを編んで何に使うというわけではないけれど、とにかく糸を変えたりして編むことが楽しかったですね。ひたすら長く長くリリアンを編んでいたのを覚えています。手芸って言葉がぴったりのおもちゃです。
今はおもちゃもびっくりするくらい進化しています。そんな中こういうアナログな昭和のおもちゃに触れるとなんか懐かしくもありほっとしますね。

2017年1月8日日曜日

今年で47歳になる旧車が事故に巻き込まれてしまいました。

私の愛車はダットサン(日産)ブルバードの510型SSSに乗っています。元々は私の父親が乗っていた車で新車購入のワンオーナー車、事故歴もなくいつもきれいに整備や手入れをしていました。

昔からこのブルーバードが大好きだった私は18歳で免許を取り、わがままを言って半ば強引に父からこの車を譲り受けました。譲り受けてから10年以上が過ぎますが毎週の洗車に整備を怠らず私もブルーバードを宝物のように大切にしていました。

しかしある日、左折レーンで信号待ちをしていた時に直進レーンにいた車が私のほうに接触してきて右側のリアフェンダー・リアドア・フロントドアが大きく損傷してしまいました。相手の全面的な過失なのでこちらに落ち度はありませんが問題はこの車の修理です。

購入して47年が経過しているこの車に現状の価値としていくら値段がつくのか?その金額で十分な修理が可能なのか?そして絶版車となっているこの車のパーツの調達は可能なのかという問題が最大のネックでした。当然、保険会社の所見の見解は査定0です。しかし中古車市場で今でもレストアされた車両は250万円以上の価値がある車であることを主張しましたがそれでも提示された金額は100万円に満たないものでした。

しかし自腹を切ってでもこの車を手放したくない私は足りない分は自分で払う覚悟を決めて修理をする決断をしました。ついでにこの機会に錆びている部分も修復してプチレストアすることも決断、修理は旧車のレストアに定評があるプロの板金屋さんに依頼しました。この手の車はそこらの町
の板金屋さんの手には負えないと思うので専門家にお任せするのが一番です。9ヶ月という長い月日がかかりましたが今までと変わりのない美しい姿に修復された姿でブルーバードが私のもとに帰ってきました。肝心の修理金額は140万円かかりましたがさびがなくなりリフレッシュできたのでいい機会だったかもしれません。これから先も大切に乗り続けていきたいので事故には気をつけたいです。

事故をした時にいろいろ調べて見たのですが近隣の京都や奈良にも事故車を買取している業者さんってたくさんあるのですね。