2019年5月10日金曜日

部屋を借りる際には周りの空き状況の確認も大切



今までに何度か引っ越しを経験しているのですが、その中で思わぬ失敗をしたことがあります。
今回は賃貸物件を探す際に気を付けた方が良いと感じたことを紹介させていただきます。

それは私が初めて1人暮らしを始めた際の話です。
当時は未成年だった為親にも同伴してもらい、不動産屋さんに4軒ほど物件を紹介してもらいました。
間取りや賃貸料金、通う予定の学校までの距離を重視して一番バランスが良いと思われたアパートを選びました。
エレベーターが若干薄暗く、少し築年数は経っているかなという印象でしたが、騒がしい感じがなかった為、静かに生活ができそうで良いかなという印象でした。
また学生1人暮らしだった為、そんなに高望みしてもいけないかなと多少妥協して決めた部分はありました。
実際に住んでみた感想としては、役所や学校が徒歩圏内にあり、非常に便利な立地でした。
室内に関しては、キッチンスペースと浴槽は少し狭い造りでしたが、1人暮らしだったので十分でした。
そして周りの部屋からの騒音が特になかった為、学生が多い場所の割には静かで勉強がはかどるなぁと思っていました。

そして住み始めて半年がすぎ、始めての冬を迎えたときに、初めて気が付いたことがありました。
それは部屋が非常に寒いということです。
ガスストーブが備え付けられていたのですが、当時ガス代が高く、つけっぱしというわけにはいきませんでした。
その為電気ストーブや電気コタツを買い足して暖をとっていたのですが、それにしても寒い部屋でした。
建物は鉄筋5階建ての為、隙間風が入ってくるというわけではないのです。
ですが温めた熱がすぐに出て行ってしまうような感覚でした。
そのことを知人に話したところ、「そういえばこのアパートって空き部屋が多いよね」と言われました。

その時まで特に気にしていなかったのですが、私が住んでいた部屋の両隣は空き部屋になっていました。
そしてポストを確認してみたところ、真下の部屋も空き部屋になっていたのです。
私は5階に住んでいた為、結果的に周りには誰も住んでいないという状況になっていました。
どうりで静かなわけです。
そして、周りの部屋の暖房が点いていない場合、自分の部屋の温度にも影響するということが分かりました。
この経験から、空き部屋が多い建物は全体の温かさにも影響するということが分かった為、その次の引っ越しからは建物全体の入居状況も確認するようになりました。 

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